一般内科

非結核性抗酸菌症

肺非結核性抗酸菌症 適切な経過観察

肺非結核性抗酸菌症の大部分は、肺MAC(Mycobacterium avium-intracellulare complex)症である。肺MAC感染症イコール治療ではない、軽症例では自然治癒も少なからず経験されるためである。MACは人類誕生以来、人類と共に共存してきた菌である可能性が高い、新しく出現した病原体、例えば新型コロナウイルスに対して人類は免疫能を有していないが、古来存在する菌に対してはそれなりの免疫機構で共存しているはずである。健康人の多くが上気道に肺非結核性抗酸菌症を定着の形で保有しているというデータもある。

肺MAC症は胸部画像所見から、線維空洞型(FC型)と結節・気管支拡張型(NB型)に大別される。空洞の大きさが10mmを超している場合は治療が必要である可能性がある。一般に結節・気管支拡張型(NB型)は自然消退もあるため、経過観察の方が良いかもしれない。しかし、肺MAC症に伴う気管支拡張症の症状に対しては治療介入が望ましい。

肺非結核性抗酸菌症で診察ご希望の方は、山王病院に電話(043-421-2221)して外来診療予約をおとり下さい。

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